オプトアイランドNEWS

大阪府茨木市 の眼鏡店 opt.eyeland オプトアイランド のニュースをブログ形式でお届けしています。

2012年03月

常用眼鏡の前傾角が、浅すぎたり深すぎたりすると芳しくありません。
光の入射がレンズの後面へ直交するのが、理想だからです。



では、どのぐらい前傾角を付ければ良いのかは諸説あります。全くノータッチの廉価店員さんもいますが、中には深くする方が難しいので、自分のテクニシャンぶりをアピールするため、とにかく深くすると決め込んでいるかたもおられるようです。



通説では、常用で「歩行時の視線は10~20m先の地面に向いている」となっています。ただ実際10mと20mでは、かなりのひらきがあり、最大で約5度もの違いが生じてきます。



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この角度は中学生レベルの三角関数の計算で出てきます。



通説の最大と最小での比較は以下の通り。
おこさん・地面から目の高さ100cmの場合、
10m先は5.7度  20m先は2.9度



大人の女性・地面から目の高さ150cmの場合。
10m先は8.5度  20m先は4.2度



大人の男性・地面から目の高さ165cmの場合。
10m先は9.4度  20m先は4.7度



20mではかなり浅い前傾角になり、常用なので近見もするわけで、その時の光の入射角を考えた場合、浅すぎるとみて良いでしょう。



なお通説の近見用眼鏡の前傾角は15度とされています。これは約6m先の地面に視線を傾けた時の角度と同等です。



従って、常用眼鏡においては、20mの想定はやや無理があり、10m先の地面とするほうが、近見時のエラーを軽減できそうです。


数年前に私はマニュアル式のビジョンテスターを使っていると書きました。
http://oe.tea-nifty.com/opteyeland/2008/06/0oe_4610.html
その理由は、オートは便利だが、相対輻輳の測定の際、付加プリズムを入れている時に、像に振動が起こることがまずいからです。



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全輻輳の限界付近という極限の状態において、度数でブレークしたのか、振動でそうなったのかに疑義が生じるため、あえてマニュアル式を使うということでした。



また視力表もそうです。
5メートル以上でないと、疑義が生じます。



だいぶ前から仲間とこのようなアテンションを入れていましたが、ブログというのは発信力が強くないな、実感しているところです。(^^;


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