事例 2008.12.XX
30歳 男性 新規
前眼鏡(常用)約1年前調製
R(0.6)S-4.25 BV=0.7p
L(0.5)S-3.25 OCD=68
NOTE:
新調のため来店。
ゆるめに設定しているはずだが、疲れるとのこと。
<<屈折>>
R(1.2)S-5.75 PD70mm
L(1.2)S-5.00 dominant
<<両眼視機能>>
[8]10.0exo
[12]L2.0hyperPh
[13]15.0exo ac/a5.0
[16]L2.0hyperPh
[14]R=1.00 L=0.75
[15]L1.0DN~0.5UPBreak(L2.0UP下)
↑VsionTesterD-kaiのダブルロータリープリズム1stをL1.0UP、RLの2ndを測定用として
[11]X/16/12
[9.10]X/10/4
[17ab]X/30/12
[16ab]15/16/6
[21]2.0
[20]1.00
A/B
他の記述は略
equipment:
TEST-FRAME547simple-LO
VISIONTESTER-D改(KAI)
ツインチャート
チャートプロジェクターCP-30
トプコン近用チャート
Testframe547
NOTE:測定中お聞きすると、パソコン・携帯等の近見では左単眼視する機会が多いとのこと。それは両目をあけると画面が2つになり厄介なためとのこと。
良くあるケースとしては垂直斜位によって複視傾向がありそれを自力で克服しようとするために負荷が掛かり、疲れるというパターンです。記録はしていませんが、垂直を補正しない状態で相対輻輳の実性側を測るとすぐに融像の破れをきたしました。ということは垂直を補正した下での相対輻輳の測定が重要なワケです。データのように垂直を補正して測る実性はそれほど弱くはありませんが、水平斜位量が大きいため頑張っても融像を維持するだけの余力が無い。この斜位量では垂直のみを補正しても相当大きな水平の実性輻輳力を持っていないとそれをキープ出来ないわけです。
<<仕上げ度数>>
RS-5.50 1.5B.340
LS-4.75 1.5B.160 SCD=70mm BV=1.2
輻輳近点: 10cm以下
この度数はエスパスの名作ES-8201CE60にマウント>